2020年4月3日

長尾智子さんが提唱する「22cmの丸いケーキ」のレシピから、スパイスハニーケーキ。作るのは総菜の店だけど、できたら1日1種類くらいは甘いものも置けたらいいなと思っていて、練習。シナモン、ナツメグ、カルダモン、ジンジャーの平たいケーキ。しっとりとしてなかなかおいしく、家族にも好評。バターが足りなくて半分オリーブオイルに置き換えたのは問題なく感じられた。

 

退職前にばたついて荒れまくった部屋を片づける。店を始めたらそっちに入り浸りになるだろうからそれまでに完璧な自室を、この状態さえ保てばという部屋を作り上げたい。

そんなにプライベートの話をすることはなかった同僚からの手紙に「ひそかに同じ夢をもっている」とあって、ぜんぜん知らなかった。わたしも退職当日、帰るときになってわりとバチバチのオタクであることを人に告白したりしたけれど、毎日顔を突き合わせて仕事をする仲でなくなると言いやすい、言ってみたくなることというのは少なからずあるものだ。手紙をくれた彼女はセンスが良く多趣味で、ひときわ細やかに気を遣うひとだった。黄色い紙に青の線で鳥が描かれた一筆線。

 

:鶏肉とネギのピーナッツ炒め

鶏モモを一口大に切って皮目から焼く。軽く塩胡椒。1cmの小口に切ったネギを入れてさらに炒め、ローストしたピーナッツを合わせたら顆粒のガラスープで味。仕上げになんとなくのごま油。

 

すっかり湿気ってしまったピーナッツの消費おかずだったのに、肝心のピーナッツをローストしすぎて焦がした。

 

前から気になっていたお店がコロナの流れを受けてテイクアウトを始めたというので、さっそく電話で予約してみる。父が退職祝いに何かおいしいものでもと言ってくれていたが、この状況でなかなか外食もねえ…と権利放棄しかけていたから渡りに船で嬉しい。

往路、どこの店もガラガラでやっぱり飲食店は深刻だなあと憂えながら行くと、目的の店は比較的盛況でバタバタ中。ファンがついている店は強い、というのと、SNSはだいじ、というのと、いずれにせよ波はある、というのと。

蒸し鶏と紫キャベツ・ローストナッツのコールスロー、季節の果物(イチゴかせとかで選べた)と水牛のモッツァレラのカプレーゼ、地鶏のバスク風煮込みバターライス添え、季節のソース(空豆グリーンピースで選べた)で食べるフェンネル風味のサルシッチャ。おいしい。

 

ティーとアペロ: お茶の時間とお酒の時間 140のレシピ