2020年4月14日

3時過ぎ、喉、というか舌?がガビガビに乾いて眠れなくなり、起きる。これまでなかった現象だが、なんだろう。マグに入っていた飲みかけのジャスミン茶と薄いカフェオレ(両方置いてあるのがたいへんだらしない)を飲み干してもガビガビが治らなかったので、枕元に一枚だけ残っていた蒸気が出るホットマスクをつけ、喉飴を舐めながら寝ることにする。蒸気が出るマスク、真冬、あまりに寒い朝の出勤時に自分へのご褒美としてつけていた、良いものだ。あらゆるサージカルマスクがドラッグストアから消えてもしばらくあれだけが残っていたけれど、今はどうなんだろう。

 

多和田葉子のベルリン通信。

 

テレビを通して視聴者に語りかけるメルケル首相には、国民を駆り立てるカリスマ性のようなものはほとんど感じられない。世界の政治家にナルシストが増え続ける中、貴重な存在だと思う。新たに生じた重い課題を背負い、深い疲れを感じさせる顔で、残力をふりしぼり、理性の最大公約数を静かに語りかけていた。

 

星に仄めかされて、読もう。

 

月日会の会報1号が届く。当たり前だがとんでもないボリュームにひえっとなり、ひとの日記、思った以上に面白く読む。たった数十人の中にこの人の書くもの、好きだな!と思える日記がいくつもありたいへん収穫。ブログに書かれている方のものはURLを控えたけれど、オンラインで書かれていない日記は会報に掲載されないと続きが読めない。レアだ。

 

地球にちりばめられて

地球にちりばめられて

 
星に仄めかされて

星に仄めかされて